監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)
大和芋の一種であり、季節を通して気軽に手に入る長芋。お好み焼きの生地に入れてフワフワに、山かけにすればごはんがスルスルすすむ、さまざまな料理に使える便利な食材だ。そんな長芋を漬物にしたら、シャキシャキ感がクセになる逸品になることを知っているだろうか?この記事では、長芋の漬物の作り方やおすすめの商品を紹介しよう。
目次
- 1. わさびと白だしで簡単プロの味!長芋の漬物の作り方
- 2. さっぱり美味しい!長芋の漬物の人気アレンジ
- 3. 通販できるおすすめ長芋の漬物
1. わさびと白だしで簡単プロの味!長芋の漬物の作り方
わさびと白だしで簡単に作れる長芋の漬物を紹介しよう。長芋の漬物といっても、即席で作れる和え物に近いレシピだ。白だしのコクとツンとくるわさびの風味が利いた、クセになる逸品になっている。特別な材料も必要なく、簡単に作れる漬物なのでぜひ試してみてほしい。
材料
- 長芋 約12cm(200g)
- 白だし 大さじ1と1/2
- わさび 小さじ1/4
- 刻みのり 適量
作り方
- ボウルに白だしとわさびを入れて、漬け汁を作る。
- 長芋は皮をむき、細切りにする。
- 長芋と漬け汁を和える。
- 器に盛って、刻みのりを散らして完成。
ぬめりや変色が気になる場合は、カットした長芋を酢水(水9:酢1)に浸せばOK。なお、白だしは製品によって塩分濃度が異なるため、表示を確認して分量を調整して作ろう。また、辛さはわさびの量を加減すると、好みの味にできる。
2. さっぱり美味しい!長芋の漬物の人気アレンジ
あっさりとした味わいの長芋は、漬けダレによってさまざまなアレンジができる。ここでは、人気のアレンジ方法を紹介しよう。
めんつゆの長芋の漬物
まずは、使い勝手のよいめんつゆで手軽に作れる、長芋の漬物を紹介しよう。漬けダレは、めんつゆとみりん、砂糖、和風顆粒だしを適量混ぜ合わせればOK。余裕があれば、2%程度の塩水にひと晩漬けると、余分な水分が抜けて長芋の旨みを引き出すため、より美味しくなる。
梅風味の長芋の漬物
次は、甘酸っぱい梅と赤しその漬け汁にごま油の風味を生かした、食欲をそそる長芋の漬物だ。赤しその風味は「ゆかり」のふりかけで加えることができるため、手軽にチャレンジできる。酸味は梅干しの量で調整可能なので、好みの味に仕上げよう。
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ポン酢の長芋の漬物
こちらは、常備している家庭も多いだろうポン酢を使った長芋の漬物。乾燥昆布とポン酢のみという少ない調味料で作れるため、ぜひ試してみてほしい。長芋と乾燥昆布とポン酢をビニール袋に入れ、軽くも見込んだあと冷蔵庫で漬けるだけだ。塩昆布だと塩辛くなりすぎるため、味の付いていない乾燥昆布で作ってほしい。
醤油の長芋の漬け物
最後は、シンプルに醤油ベースの漬け汁で長芋の美味しさを味わう方法だ。漬け汁は醤油とみりんそれぞれ50ccに対して、酒と砂糖を小さじ1。この割合で作ると、どんな分量でも作ることができる。覚えておいて損はないだろう。甘めが好きな人は、砂糖を多めに入れるとマイルドな味に仕上がる。
3. 通販できるおすすめ長芋の漬物
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プロが丹精込めて作った長芋の漬物を通販でも購入できる。こだわりの味を自宅で楽しむのもよし、お世話になっている相手に贈るのもよし。ここでは、通販できる人気の長芋の漬物を紹介しよう。
京つけもの西利「長いもゆず」
「京つけもの 西利」は、京都のお土産や贈答品としてなじみ深い京漬物の老舗だ。「長いもゆず」は、香り豊かな柚子と長芋の浅漬け。柚子の風味と長芋の相性がピッタリで、あっさりと食べやく箸がどんどん進む逸品となっている。着色料や保存料無添加で、安心素材なのも嬉しいポイントだ。
銀座若菜「長芋しそ衣」
銀座の地で60年漬物屋を営む「若菜」。「長芋しそ衣」は毎年しそ梅酢から手作りしており、すっきりとした風味が自慢だ。甘酢のさわやかな酸味が、サクサクとした青森産の長芋の食感とよく合い、箸休めにぴったりの一品となっている。
京つけものもり「わさび長いも」
自社農場で育ったこだわりの野菜を漬物にする「京つけものもり」。こちらの「わさび長いも」は、長芋のトロトロ感とシャキシャキ歯ごたえが楽しめる漬物だ。絶妙なわさびの風味がほのかに鼻に抜ける大人の味は、一度食べたらやみつきになるだろう。
結論
この記事では、長芋の漬物の作り方やアレンジ方法などを紹介した。どれも手順が少なくできるため、長芋が半端に余ったときなどにも、気軽に活用できるだろう。また、ときには通販で購入して、プロの手仕事が光る逸品に舌鼓を打つのも一興だ。数ある商品のなかから、美味しい長芋の漬物を選ぶ際の参考にしてほしい。
監修管理栄養士:佐々木倫美
経歴:管理栄養士取得後、介護施設、病院にて給食業務、栄養管理業務に携わる。現在病院にて主に透析患者への栄養指導に携わる傍ら、栄養・健康分野の記事監修を手掛ける。