チーズの濃厚な味わいがたまらないゴルゴンゾーラパスタ。くせのある食材としても有名なブルーチーズを使ったゴルゴンゾーラパスタを美味しく作るためには、コツがあるのだろうか?ゴルゴンゾーラパスタの特徴から、基本的な作り方と美味しく作るためのポイントまで徹底解説していこう。
目次
- 1. ゴルゴンゾーラパスタの特徴
- 2. ゴルゴンゾーラパスタを美味しく作るポイント
- 3. ゴルゴンゾーラパスタの基本的な作り方
1. ゴルゴンゾーラパスタの特徴
ゴルゴンゾーラパスタの特徴は、パスタソースにブルーチーズが使用されているところだ。さまざまな種類があるブルーチーズの中でも代表的な種類といえるゴルゴンゾーラ。その本場はイタリアで、牛乳を原材料とした青カビがついたチーズのことをいう。青カビの風味が少々苦手という人が多いのも事実だ。そんなゴルゴンゾーラを使ったパスタの味の特徴から確認していこう。
味の特徴
ゴルゴンゾーラは、濃厚な味わいの中にも青カビのほどよい刺激がアクセントとなるチーズである。つるっとしたパスタの麺と味わい深いゴルゴンゾーラの相性はバツグン。パスタと合わせることで、ゴルゴンゾーラ独特のくせが和らぐため、ゴルゴンゾーラをそのまま食べることに抵抗がある人にもおすすめの料理だ。具材としてほうれん草を加えることでよりさっぱりとして食べやすくなるだろう。濃厚なチーズがパスタの麺に絡むだけでなく、青カビによる刺激は味わうほどにくせになる。そんな深みと塩気のあるゴルゴンゾーラを使ったパスタは、ワインとぴったりの大人の味覚といえるだろう。
2. ゴルゴンゾーラパスタを美味しく作るポイント
美味しいゴルゴンゾーラパスタを作るためには、濃厚なゴルゴンゾーラソースと相性のいいパスタを選ぶことが重要だ。また、ゴルゴンゾーラには、さらに細かい分類があることを知っているだろうか?美味しいゴルゴンゾーラパスタを作るために、メインの材料であるパスタとゴルゴンゾーラの種類選びのポイントから押さえておこう。
チーズの種類
ゴルゴンゾーラには、ドルチェとピカンテという2種類の味わいがある。柔らかさがあり、比較的青カビの風味がマイルドなタイプがドルチェ。硬さがあって、青カビ特有のツンとした味わいが強いタイプがピカンテだ。ミルクの甘みを感じられる優しいテイストを求めるならドルチェ、青カビの刺激と塩気でさっぱりと味わいたいならピカンテを選ぶとよいだろう。
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パスタの選び方
ゴルゴンゾーラの濃厚なパスタソースをしっかりとパスタに絡めたいときには、ペンネやフジッリ、カサレッチェなどのショートパスタをおすすめしたい。パスタの溝にソースが入っていくことで余すことなくゴルゴンゾーラソースを味わい尽くすことができる。逆に、カッペリーニやフェデリーニといった細いパスタだと、重めのソースが絡みにくくなってしまうためあまりおすすめできない。
3. ゴルゴンゾーラパスタの基本的な作り方
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ゴルゴンゾーラパスタは、家庭でも意外と簡単に作ることができる。ゴルゴンゾーラパスタの基本的な作り方をチェックしておこう。
作り方のポイント
基本のゴルゴンゾーラパスタのソースは、ゴルゴンゾーラとバター、生クリームを弱火にかけて混ぜ合わせることで完成する。ゴルゴンゾーラは、風味を逃がさないためにも長時間過熱しすぎず、少し温まってきたら余熱で溶かすことがポイントだ。あとは、茹でたパスタをゴルゴンゾーラソースと絡めて、ブラックペッパーと塩で味を調えるとできあがり。お好みでパルメザンチーズやパセリを加えるとより食べやすく仕上がるだろう。
生クリームがないときには、牛乳をゴルゴンゾーラと一緒に温めるだけでも美味しいゴルゴンゾーラソースが完成する。煮立たせないように注意してほしい。生クリームよりもさっぱりとしたソースを絡めたパスタには、仕上げにクルミを刻んでトッピングすることでちょうどいいアクセントとなる。
また、牛乳以外にも豆乳を使うことでヘルシーさを出してみてもいいだろう。濃厚な味わいを残したまま、カロリーオフできるレシピである。
結論
家庭でゴルゴンゾーラパスタを作る際に、押さえてほしいポイントをゴルゴンゾーラの特徴と合わせて紹介した。ゴルゴンゾーラやパスタの種類を熟知して組み合わせることで、自分好みのゴルゴンゾーラパスタを作ることができる。さらに、使用するゴルゴンゾーラにドルチェを選んだときには白ワイン、ピカンテを選んだときには赤ワインを合わせることで、相性のいい絶妙なコラボレーションを味わえるだろう。