ぶなしめじの賞味期限はいつまで?日持ちの目安と判断方法を紹介

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ぶなしめじの賞味期限はどのくらいなのだろうか。表示がないこともあり、食べられるかどうか判断に迷いがちだ。そこで、ぶなしめじの日持ちの目安や、傷んでいるかどうかの見分け方を紹介する。また、できるだけ日持ちさせるために、保存のコツもチェックしよう。


目次
  • 1. ぶなしめじに賞味期限の表示がない
  • 2. ぶなしめじの賞味期限切れを見分ける方法
  • 3. ぶなしめじの上手な保存方法

1. ぶなしめじに賞味期限の表示がない

ぶなしめじの賞味期限がわからない理由は、パッケージに日付の表示がないからだ。ぶなしめじだけでなく、市販のきのこ類には賞味期限が書いてないことがある。

期限に関して表示義務がない

消費者に販売されるすべての食品は、食品表示法により必要な情報の表示が義務付けられている(※)。表示される事項の内容は食品により異なる。たとえば加工食品には賞味期限や消費期限の表示が義務付けられている。しかし、きのこを含む農産物に表示が義務付けられている事項は、名称と原産地のみである。ぶなしめじには賞味期限の表示義務がないため、食べられるかどうかは自分で判断するしかない。

日持ちの目安

賞味期限が明示されていないぶなしめじだが、いつまで食べられるかという日持ちの目安はある。保存方法によっても日持ちは変わるため、それぞれの目安を覚えておくとよいだろう。

  • 冷蔵保存:2~3日程度
  • 冷凍保存:3~4週間程度

上記はあくまでも目安だが、商品や購入時の状態によっても差が出る。基本的には、ぶなしめじは日持ちしない食品のため、保存を目的とするなら早めに冷凍してしまうのがおすすめだ。

2. ぶなしめじが傷んでいるか見分ける方法

ぶなしめじには賞味期限が表示されていないため、うっかり保存期間が長引いて傷んでしまうケースもある。ぶなしめじが傷んでいるかどうか、見分けるポイントを紹介しよう。

注意が必要な状態

ぶなしめじに下記のような変化が見られたら、注意が必要だ。ただし、必ずしも食べられないとは限らないため、全体的にチェックしてから判断しよう。

変色

鮮度が落ちてくると色が変わる。しかし、変色したものがすべて食べられないというわけではない。異臭やぬめりなどほかの異変がなければ、よく加熱して速やかに食べれば問題ない場合も多い。

白い綿のようなものが付いている

ぶなしめじの菌糸が成長した気中菌糸と呼ばれるもので、加熱調理すれば食べられる。ただし、鮮度が落ちているサインでもあるため、できるだけ早めに使いきろう。

ぬめり、水分が気になる

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カサがぬるぬるしている・水っぽく感じる場合なども、鮮度が落ちているサインだ。異臭がしなければ食べられるケースがほとんどだが、ぬめりがひどい場合は傷んでいると判断したほうがよいだろう。

酸っぱいような異臭

とくに注意が必要なのが、異臭である。ぶなしめじの匂いではなく、酸っぱいような強い匂いがしたら腐っている可能性が高い。見た目の異変だけで傷んでいるか判断できない場合は、匂いをチェックするとよい。異臭のするぶなしめじは、食べずに廃棄しよう。

3. ぶなしめじの上手な保存方法

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ぶなしめじの賞味期限をできるだけ延ばすためには、適切な方法で保存することが大切だ。そこで、ぶなしめじの保存方法や長持ちさせるコツを紹介する。

日持ちさせる保存の仕方

ぶなしめじの保存方法には、冷蔵保存と冷凍保存の2種類がある。どちらの方法にも共通するコツが、水気を避けるということだ。ぶなしめじは湿気に弱いため、水洗いは厳禁である。汚れが気になる場合も、キッチンペーパーでふき取る程度にしておこう。

冷蔵保存の手順

  • 石づきが付いたまま、キッチンペーパーで包む
  • ポリ袋に入れ、袋の口を少し開けた状態で冷蔵庫の野菜室で保存する

ぶなしめじはパッケージに入ったまま保存すると、袋のなかに湿気が溜まりやすくなってしまう。湿気を防ぐ特殊なパッケージに入った商品は未開封のまま保存できるが、基本的にはポリ袋に移して保存したほうが日持ちする。

冷凍保存の手順

  • 石づきを切り落とし、小房に分ける
  • 冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて密封する
  • 冷凍庫に入れて保存する

金属トレーなどにのせて急速冷凍すると、より鮮度を保つことができる。凍ったぶなしめじは、必要な量だけ袋から取り出し解凍せずにそのまま加熱調理しよう。

結論

ぶなしめじは賞味期限の表示義務がない食品のため、自分で食べられるか判断する必要がある。鮮度が落ちると見た目にも変化が出てくるため、早めに使いきったほうがよい。酸っぱいような異臭がないかチェックし、傷んでいるか判断しよう。ぶなしめじは冷蔵か冷凍で保存できるが、保存方法によっても保存期間が変わる。水気を避けながら適切に保存し、最後まで美味しく食べきろう。

(参考文献)

※出典:消費者庁「早わかり食品表示ガイド」

https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/information/pamphlets/assets/food_labeling_cms202_220131_02.pdf

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