なめこの賞味期限は早い!傷みの見分け方と長期保存の方法

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今回は、なめこの賞味期限を紹介しよう。味噌汁やうどんに入れたり、おかゆにトッピングしたり、あんかけで食べたり、いろいろな調理で楽しめるなめこだが、みなさんは賞味期限を知っているだろうか。なめこが傷んでいるかどうかの見分け方や、賞味期限を延ばす方法を紹介するので、参考にしてもらいたい。


目次
  • 1. なめこの賞味期限
  • 2. なめこが傷んでいるかの見分け方
  • 3. なめこの賞味期限を延ばす方法

1. なめこの賞味期限

なめこは味噌汁やスープに入れたり、あんかけにして麺類やごはんにトッピングしたり、エリンギと一緒に炒めたり、いろいろな調理方法で味わえる食材だ。皆さんはなめこのパックを購入して、賞味期限をチェックしたら、書いてないという経験はないだろうか。なめこの賞味期限はどれくらいもつのだろうか。

およそ2~3日程度

なめこのようなきのこ類を含む野菜をはじめ、山菜類・米穀・麦類・雑穀・豆類・果実のような生鮮食品を農産物という。

【おもな農産物】

  • 米穀:玄米・精米
  • 麦類:大麦・小麦・はだか麦・ライ麦・えん麦
  • 雑穀:とうもろこし・そば・あわ・ひえ・きび・はとむぎ・もろこし
  • 豆類:大豆・小豆・そら豆・緑豆・いんげん・えんどう・ささげ・落花生
  • 野菜:きのこ類・根菜類・葉茎菜類・果菜類、香辛野菜・山菜類・果実的野菜
  • 果実:かんきつ類・仁果類・核果類・しょう果類・殻果類

ただし加熱処理を行ったタケノコの水煮や、ふきの水煮、日干しして乾燥させた乾燥しいたけ、干しぶどう、異種混合したカット野菜などは加工食品である。

農産物を消費者向けに販売するときに表示が必要なのは名称と原産地だ。賞味期限については表示義務がない。なめこは基本的に冷蔵庫に保存して2~3日ほどが保存期間の目安で、早めに食べるのがおすすめだ。真空パックで販売されているなめこは、未開封の状態なら一週間を目安にするとよい。

2. なめこが傷んでいるかの見分け方

先述したように賞味期限が記載されていないなめこだが、見た目で傷んでいるかを見分けるポイントとは?

傷んでいる状態

なめこの形がしっかりしていれば大丈夫だが、形が崩れてドロッとしはじめたら期限切れだ。なめこは生では食べず、熱湯でさっと茹でてから調理するのがポイントのひとつ。ぬめりが多いため、大丈夫なのか?と気にする人がいるだろう。なめこは傘が開いていないとぬめりが強く、開ききると扁平になってぬめりが少なくなる。

ちなみにぬめりの成分は水溶性食物繊維で、オクラや里芋、山芋のようなネバネバ成分と同じだ。なめこはほとんどが水分だが、多糖類やビタミンDがわずかだが含まれている。ほかのきのこ類と同じように、食物繊維が豊富だ。食物繊維を摂取すると便通をスムーズにしてくれ、コレステロールの排出を促す。加えて食後に上昇する血糖値をおだやかにする働きがある(※1)。

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3. なめこの賞味期限を延ばす方法

最後になめこの賞味期限を延ばす方法を紹介しよう。ツルンとした食感が楽しいなめこだが、長持ちさせるには、正しく保存することが大切だ。

冷凍で長期保存が可能に

先述したように、なめこは賞味期限が約2~3日と傷みやすい食材だが、冷凍保存すると長期保存が可能だ。

冷凍保存の方法

なめこの賞味期限を延ばす冷凍保存の具体的な方法を紹介しよう。なめこのようなきのこ類は水洗いすると風味が落ちやすい。基本的に水洗いせず、そのまま保存するのがおすすめだ。冷凍保存のポイントは、なるべく空気に触れさせず、冷凍用の保存袋を使うこと。

  • なめこを冷凍用の保存袋に入れて全体的に平らにする
  • なるべく空気を抜いて袋を閉じる
  • 金属製バットにのせて冷凍室へ

ポイントは未開封のなめこはそのまま、開封したものは袋から出して保存袋に入れることだ。平らにしておくと、使用するときに使いたい分だけポキポキと折れて重宝する。金属製バットにのせるのは冷凍の速度を早めるうえ、風味が落ちるのを防げるからだ。保存期間の目安は冷凍室で1ヶ月ほど。

次に株付きなめこの保存方法を紹介しよう。株付きのなめこは石づきを取り除いて保存すること。

【株付きなめこの保存方法】

  • 石づきを切り落としてなめこをバラバラにする
  • かさにおがくずが付いていれば手で取り除く
  • 保存袋に入れて空気を抜く
  • 全体的に平らにする
  • 金属製バットにのせて冷凍室へ

保存期間の目安は冷凍室で約1ヶ月だ。調理に使うときは解凍する必要はなく、凍ったままでOK。

結論

先述したように、なめこのパッケージに賞味期限が書かれていない理由は農産物なので記載する必要がないからだ。傷みやすい食材であり、2~3日中に使い切るとよい。長持ちさせたいなら、冷凍保存がおすすめ。真空パックのなめこは、未開封なら一週間を目安にすること。

参考文献

※1出典:一般社団法人 福山市医師会「vol.93 なめこ」

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