監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)
柿の美味しい食べ方として話題なのが、焼き柿だ。柿は焼くことで甘みが増し、トロトロとした独特の食感に変わるのだ。この記事では、簡単スイーツとして話題の焼き柿の作り方や栄養、効能について詳しく紹介していく。
目次
- 1. 簡単スイーツ・焼き柿が美味しすぎる!
- 2. 焼き柿の美味しい作り方
- 3. 焼き柿の栄養と効能
1. 簡単スイーツ・焼き柿が美味しすぎる!
焼き柿は、柿の美味しい食べ方として全農がTwitterで発表したことで、話題になった食べ方だ。焼くことで、柿がトロっとカスタードのようになり、より際立った甘さが楽しめる。トースターで焼くだけなので、手軽に作れるうえに、柿が絶品スイーツのような味わいになると話題だ。
2. 焼き柿の美味しい作り方
焼き柿はトースターやグリルで焼くだけで作ることができる。美味しい焼き柿の作り方をマスターしてみよう。
トースターで柿を焼くだけ
- 柿のヘタを切り落とす
- 柿に放射線状の切り込みを入れる
- トースターで焼く(10~15分くらい)
グリルでもOK
トースターだけではなく、魚焼きグリルなどでも焼き柿を作ることができる。グリルの場合は、アルミホイルを敷いた上に柿を乗せるといいだろう。ほかにもフライパンでも作ることが可能だ。使う調理器具によって柿の切り方を工夫したり、調理時間、温度設定を調整したりして行うといいだろう。
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バターを乗せても美味しい
焼き柿は上にバターやクリームチーズを乗せても美味しい。ほかにも焼き柿にバルサミコ酢やオリーブオイルをかけると大人のデザートに大変身する。
3. 焼き柿の栄養と効能
柿は焼くことで、さまざまな栄養や効能がプラスされる。気になる焼き柿の栄養と効能を紹介しよう。
柿は焼くとシトルリンとGABAが増える
柿は加熱するとシトルリンとGABAが増加する。シトルリンはアミノ酸の一種で、血流改善作用があり、冷えやむくみの解消に効果が期待できる。さらにGABAもアミノ酸の一種だが、興奮した神経をリラックスさせる効果があるので、ストレス解消効果や血圧降下作用などが期待できる。(※1)
焼き柿は抗酸化作用も強い
柿は抗酸化作用があるカロテノイドを含んでいる。これは、生でも焼いても変わることのない柿の効能だ。そんなカロテノイドには、活性酸素を除去する働きが期待できる。(※1)
結論
焼き柿は柿を美味しく味わえる新しい食べ方だ。柿をトースターなどで加熱するだけなので、簡単に作ることができる。焼き柿にすることで、甘みが増しトロトロ食感を楽しめるだけではなく、シトルリンやGABAといった栄養素の増加も期待できるので、ぜひ焼き柿を味わってみてもらいたい。
(参考文献)
- ※1 株式会社マキノ出版
- 【柿を焼く】熱を加えると血流改善成分が増加 リラックス効果のあるGABAも増える - かぽれhttps://ca-pore.com/_ct/17423135