香ばしい味わいが特徴のベーコンが、何の肉からできているか知っているだろうか？実はベーコンに使われる肉の部位はさまざまで、ソーセージやハムとは違った作り方をしている。この記事では、ベーコンに使われている肉について詳しく紹介していく。
目次
- 1. ベーコンは何の肉？答えは豚肉！
- 2. ベーコンは何の肉？部位はばら肉
- 3. 豚肉以外のベーコンは何の肉？
1. ベーコンは何の肉？答えは豚肉！
ベーコンは豚肉を原料として作られている。まず、豚肉の固まりを塩漬けにして熟成させてから、低温でじっくり燻製にして作られるのだ。じっくり燻製にすることで保存期間も長くなるので、保存食としても重宝されている。
2. ベーコンは何の肉？部位はばら肉
ベーコンに使われる肉は豚肉で、豚肉のなかでも主にばら肉が使われる。ばら肉のほかにもロース肉を使用したロースベーコンや、肩肉を使用したショルダーベーコンが作られている。
さらにソーセージはベーコンやハムのようにそのままの肉を加工するのではなく、豚肉や牛肉、鶏肉などのひき肉を加工して作る。ソーセージはひき肉に調味料や香辛料を混ぜて作るので、味わいも種類も豊富だ。
3. 豚肉以外のベーコンは何の肉？
ベーコンといえば豚肉を使用したものが主流だが、猪肉を使ったベーコンも存在する。猪肉のばら肉を使い豚肉と同じようにベーコンにするのだ。猪肉は独特な匂いが苦手だという人もいるが、香辛料とともにベーコンにすることで香ばしくなり、旨みと甘みを感じることができる。
さらにくじらもベーコンにして販売されている。くじらのベーコンは、豚肉や猪肉のベーコンとは違い、さっぱりとした味わいのなかに旨みが凝縮されており、口の中に入れるととろけるような舌ざわりが楽しめるのが特徴だ。
結論
ベーコンは豚肉のばら肉などを使って作られているが、使われる部位によって呼び方や味わいが異なる。ベーコンは豚肉以外にも猪肉やくじらから作られているものもあり、それぞれ通常のベーコンとは異なった味わいが楽しめる。同じように思われがちなハムやソーセージに使われている肉の部位を知れば、ベーコンとの違いを理解することができるだろう。
監修管理栄養士：渡邉里英
経歴：大学で栄養学を学び、大学院卒業後、医学関連出版社に就職。管理栄養士としての知識と医学雑誌の編集経験をもとに、オリひと食料理記事の監修に至る。
