おでんに入れる野菜といえば、大根やじゃがいもなどを思い浮かべる人が多いと思うが、実はほかにもいろいろな野菜を入れることができる。野菜をたくさん入れることで、野菜不足の解消にも繋がるのだ。この記事では、おでんにおすすめの野菜について紹介していく。
目次
- 1. 野菜不足解消!具はほぼ野菜だけの野菜おでんの作り方
- 2. 大根以外も美味しい!おでんにおすすめ野菜の具7選
- 3. おでんの野菜巾着はアレンジを楽しもう
1. 野菜不足解消!具はほぼ野菜だけの野菜おでんの作り方
おでんの具を野菜メインにすれば、不足しがちな野菜をたっぷり食べることができる。おすすめの野菜おでんの作り方をみてみよう。
材料
- さつまいも
- キャベツ
- 豚の薄切り肉
- 芽キャベツ
- ミニトマト
- エリンギ
- しめじ
- 油揚げ
- アスパラ
- ベーコン
作り方
- さつまいもは輪切りにして水にさらしておく
- ミニトマトや芽キャベツなどの小さな野菜は串に刺しておく
- 下茹でしたキャベツに豚肉を挟んでまき、ロールキャベツのようにする
- アスパラをベーコンで巻く
- きのこ類は油揚げで巻く
- 鍋に水と白だしを入れ、具材を入れて煮込む
野菜はどんなものを入れてもいいだろう。小さい野菜は串に刺しておくと食べやすい。ロールキャベツやアスパラのベーコン巻きは、パスタやかんぴょうで崩れないように留めておくのがいいだろう。
2. 大根以外も美味しい!おでんにおすすめ野菜の具7選
おでんは大根以外の野菜でも美味しく食べることができる。おでんに入れたいおすすめの野菜をみてみよう。
1:キャベツ
おでんにキャベツを入れると、味がしみ込んで柔らかく美味しい。キャベツをおでんに入れる場合は、縦半分に切って芯を少し残しておくと、鍋に入れてもバラバラにならず食べやすい。
2:トマト
トマトをおでんに入れることで、ジューシーで旨みたっぷりの味わいが楽しめる。おでんに入れる場合は、湯むきしてから入れるのがいいだろう。煮崩れしないようにおでんの出汁をかけながら煮込むのがポイントだ。
3:玉ねぎ
おでんに玉ねぎを入れると、甘くて美味しい。玉ねぎも鍋で崩れてしまいがちなので、くし切りにし、芯を少し残しておくといいだろう。
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4:ブロッコリー
ブロッコリーをおでんに入れるとホクホクとした食感が楽しめる。ブロッコリーを入れる場合は、小房に分けて入れるようにしよう。おでんにブロッコリーが入ることで彩りもよくなる。
5:にんじん
にんじんもおでんにおすすめの野菜だ。にんじんを入れることで、おでんが明るい色合いになる。にんじんも大根と同様、火が通りにくいので、下茹でをしてから入れるのがいいだろう。
6:しいたけ
しいたけをおでんに入れれば、しいたけからも旨みが出て出汁がより美味しくなる。しいたけだけではなく、まいたけやエリンギなどいろいろなきのこを入れてみてもいいだろう。
7:里芋
じゃがいもやさつまいもだけではなく、里芋を入れても美味しい。煮込んだ里芋はねっとりとしていて独特の食感が楽しめる。里芋を入れる場合は、下茹でをしてから入れるのがポイントだ。
3. おでんの野菜巾着はアレンジを楽しもう
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おでんに野菜を入れるときは、野菜巾着にするのがおすすめだ。野菜巾着は、油揚げの中に細かく切った野菜を入れて作る。にんじんやしいたけ、れんこんと餅を一緒に入れたり、鶏ひき肉と一緒に刻んだごぼうやれんこんを入れてもいいだろう。ほかにも子どもが食べやすいように、しめじやえのきとチーズを一緒に入れて煮込むのも美味しい。野菜きんちゃくに入れる野菜は好みのものを選び、無限大のアレンジを楽しむことが可能だ。巾着に入れることで、野菜が苦手な人でも食べやすく、いろいろな組み合わせを楽しむことができる。
結論
おでんに入れる野菜や大根だけではなく、いろいろな種類を入れることができる。おでんに入れた野菜は、味がしみ込んで食べやすいので、野菜不足の解消にも繋がる。おでんに野菜を入れる場合は、そのまま入れるのもいいが、豚肉やベーコンで巻いて入れたり、巾着に刻んだ野菜を入れたりすることで、より幅広いアレンジを楽しむことができるだろう。
監修管理栄養士:黒沼祐美
経歴:女子栄養大学栄養学部を卒業後、管理栄養士、健康運動指導士資格を取得。企業給食管理、食品メーカーでの商品開発、医療機関での栄養指導、健保組合での特定保健指導などを経験。その後、食文化や料理技術を学ぶためイタリアにて1年間料理留学を経験し、2012年より在住。これまでの経験を活かし、現在はオンラインでの特定保健指導や食・栄養関係の記事監修などを行う。